好きになればなるほど好きになる♡
*忘れられないデート♡*
目線の高さが同じになって
自然と、類の目線が私に合わさる──
目線が合わさったと同時に、類の顔が近付いてくる
そのまま、類は私の背中に手を回してきて
私の体は類の腕の中に──
「る……類??//」
「……」
「……おーい//」
「……」
「こ、こんな所で恥ずかしいじゃん//
……類のお母さん、来ちゃう……」
「……俺さ、どれだけ美羽の事好きだと思う?」
体をくっつけたまま
いつもよりも少し低い声で聞いてくる類
「い……いきなり、何?//」
「いいから答えて?」
「……っ///」
私が答えないでいると
類は私の背中に回している腕に
さっきよりも強く力を入れた