好きになればなるほど好きになる♡
──放課後──
帰る準備をして席を立つ私
「美羽ちゃん、今日一緒に帰らない?」
健吾くんが話しかけてきた
え!!?
健吾くんが私と一緒に??
でもでもでも、類いるし……
そんな事を考えていると
いきなり誰かに腕を引っ張られて──
「先約いるから、無理」
そう言って、私の体を自分の方へと引き寄せる類
る……い?//
「柳瀬類くん、だっけ?彼氏でもないのに……──」
健吾くんの言葉を無視して
類は私の腕を引っ張って教室を出た
学校を出てもずっと無言の類
朝学校来る時は普通だったのに
席替えの後から、なんか変……