夢なんですか、2次元オタクの私の日常

ライブ会場に着くと、人、人、人と永遠に人だ。もうやになってくる。

ふと、あることを思いつき、杏奈に聞こうとした。しかし、杏奈は、いなくなっていた。急いでスマホに連絡するが、気づかない。
周りには、青いものを身に着けているがいっぱいいすぎて、杏奈は、見つかりそうにない。

仕方なく、人が少なそうな場所へ向かう。自分だけういた服装だし、周りからは、白い目で見られてるし最悪だった。

人通りが少なそうなところであったが、建物の影で暗くて気味が悪い場所だった。ベンチがあったので一息つくことにした。

でも、ここにとどまるわけにもいかないのでもう1度杏奈を探しに人混みへ立ち向かおうとした。立った後、人混みへ向かう第一歩を出したところ、段差があったがそれに気づかず、つまずき、やばい倒れる…そう思った瞬間誰かが支えてくれた。顔をあげるとそこにいたのは、超イケメンさん。そのイケメンさんは、心配そうに

「大丈夫？怪我してない？」

聞いてくる。紫緒は、段差で転びそうになったという恥ずかしさから、顔を赤く染めて、
「助けてもらったんで、特に怪我はしてないです。ありがとうございます。」

と言って急いでその場から去っていった。