俺と妻と傷口
その日から必死に華恋の元に行き、口説いた。
でもなかなか相手にされない。
「なぁ、なんでー?デートしようよ~」
「だって、奏多くん高校生でしょ?10歳も年下だよ?」
「は?年の差とか関係あんのかよ?」
「そうゆう訳じゃないけど……」
「頼むよ~華恋とデートしたい!」
「フフ…可愛い…」
「可愛いって言うな!」
「……いいよ」
「え?」
「いいよ!デート」
「マジで!?嬉しい!」
そうして、なんとかデートにこぎつけた。
でもそこで俺のことを目の敵にしてる奴に、ナイフで襲われ、そいつはなんと隣にいた華恋に襲いかかったのだ。
それで俺は華恋を守り、胸に大きな傷をつけた。
「奏多くん!大丈夫?」
手術が終わり、華恋が泣きながら手を握り言った。
「あぁ…痛ぇけど、大丈夫だよ!
でもなんか嬉しい……」
「え?」
「華恋をちゃんと守れたから……男として!」
「うん!カッコよかったよ!とっても」
「ねぇ俺の女になってよ…!好きなんだ、華恋が」
「………」
「好きだ、華恋」
今まで、こんなに一人の女を追いかけたことがない。
苦しかった。
胸の傷口がではなく、心が痛かった。
「うん、私も好きだよ…奏多」
そう言って、初めてキスをした。
でもなかなか相手にされない。
「なぁ、なんでー?デートしようよ~」
「だって、奏多くん高校生でしょ?10歳も年下だよ?」
「は?年の差とか関係あんのかよ?」
「そうゆう訳じゃないけど……」
「頼むよ~華恋とデートしたい!」
「フフ…可愛い…」
「可愛いって言うな!」
「……いいよ」
「え?」
「いいよ!デート」
「マジで!?嬉しい!」
そうして、なんとかデートにこぎつけた。
でもそこで俺のことを目の敵にしてる奴に、ナイフで襲われ、そいつはなんと隣にいた華恋に襲いかかったのだ。
それで俺は華恋を守り、胸に大きな傷をつけた。
「奏多くん!大丈夫?」
手術が終わり、華恋が泣きながら手を握り言った。
「あぁ…痛ぇけど、大丈夫だよ!
でもなんか嬉しい……」
「え?」
「華恋をちゃんと守れたから……男として!」
「うん!カッコよかったよ!とっても」
「ねぇ俺の女になってよ…!好きなんだ、華恋が」
「………」
「好きだ、華恋」
今まで、こんなに一人の女を追いかけたことがない。
苦しかった。
胸の傷口がではなく、心が痛かった。
「うん、私も好きだよ…奏多」
そう言って、初めてキスをした。