モブで地味子な私を、超イケメン男子が、かまってかまって溺愛中!
第37話「興味しんしん」
「ゆい、あなた……彼氏が出来たでしょ?」
いきなり!
成瀬君が投げるような、ど!が付く直球ストレート。
お母さんはズバン!と投げ込んで来た。
普通の事ではそんなに驚かない私。
でも、成瀬君の事に関しては、さすがに戸惑い、動揺してしまう。
「か、か、か、彼氏って!! おおおお、お、お母さんっ!! なななな! な、なにを! いいい、言ってるのぉ!!」
「うふふふ、とってもわかりやすい子ね、ゆいったら。そんなにきょどってバレバレなのよ」
「バババ、バレバレって……」
「あはは、やっぱ彼氏が原因か、ゆいがここまで変わったのは。なるほどねっ!」
「お、お母さん! な、なに、勝手に納得して、決めつけてるのっ!」
私が反論しても、お母さんに攻撃は効かない。
どこぞの魔王みたいに全て無効化されてしまう。
うなずきながら「にっこにこ」している。
「うんうん! ゆい!」
「は、はいっ!」
「いいかげん、白状しなさい」
ああ、逃げても……回り込まれてしまった。
もう覚悟を決めるしかない。
「はい。彼氏……います。というか、少し前にできました……」
私が正直にカミングアウトすると、お母さんはさらに、にんまり。
すっごく嬉しそう。
女親って、こういうもの?
「わお! ついについにっ! ゆいにも彼氏かぁ! で、どんな子? 写真ある? 今はスマホで簡単に写真が撮れるでしょ?」
「ええっと、写真もある」
「写真もって、他にもあるの?」
うっわ、チェックが細かい。
しっかりと突っ込まれてしまった。
「ええっと……プリクラ撮った」
「うんうん! 両方見たいっ!」
と、いう事で……
私は、興味しんしんなお母さんへ、スマホに保存した成瀬君の写真、先日、楽葉原で撮ったプリクラを見せたのである。
いきなり!
成瀬君が投げるような、ど!が付く直球ストレート。
お母さんはズバン!と投げ込んで来た。
普通の事ではそんなに驚かない私。
でも、成瀬君の事に関しては、さすがに戸惑い、動揺してしまう。
「か、か、か、彼氏って!! おおおお、お、お母さんっ!! なななな! な、なにを! いいい、言ってるのぉ!!」
「うふふふ、とってもわかりやすい子ね、ゆいったら。そんなにきょどってバレバレなのよ」
「バババ、バレバレって……」
「あはは、やっぱ彼氏が原因か、ゆいがここまで変わったのは。なるほどねっ!」
「お、お母さん! な、なに、勝手に納得して、決めつけてるのっ!」
私が反論しても、お母さんに攻撃は効かない。
どこぞの魔王みたいに全て無効化されてしまう。
うなずきながら「にっこにこ」している。
「うんうん! ゆい!」
「は、はいっ!」
「いいかげん、白状しなさい」
ああ、逃げても……回り込まれてしまった。
もう覚悟を決めるしかない。
「はい。彼氏……います。というか、少し前にできました……」
私が正直にカミングアウトすると、お母さんはさらに、にんまり。
すっごく嬉しそう。
女親って、こういうもの?
「わお! ついについにっ! ゆいにも彼氏かぁ! で、どんな子? 写真ある? 今はスマホで簡単に写真が撮れるでしょ?」
「ええっと、写真もある」
「写真もって、他にもあるの?」
うっわ、チェックが細かい。
しっかりと突っ込まれてしまった。
「ええっと……プリクラ撮った」
「うんうん! 両方見たいっ!」
と、いう事で……
私は、興味しんしんなお母さんへ、スマホに保存した成瀬君の写真、先日、楽葉原で撮ったプリクラを見せたのである。