モブで地味子な私を、超イケメン男子が、かまってかまって溺愛中!
第49話「オーラに呑まれた!?」
土曜日……
白鳥さんの家の運転手の田中さんが迎えに来て、私は自宅から、出発した。
田中さんにていねいに案内され、ドアを開けてもらう。
緊張しながら乗り込んだのは、左ハンドルの大型高級外車。
田中さんが運転席へ座り、発進する。
ゆったりした車内はほとんど震動がない。
運転手さん付きの大型高級外車……
改めて白鳥さんの家は凄いと感じた。
約15分ほど走るのだと私へ告げ、それから田中さんはず~っと無言。
何も話さない。
一方、私だって何もする事がない。
書いているラノベ――作品の続きを考えたが、思い浮かばない。
仕方なくあきらめて、白鳥さんが告げた言葉の意味を考えてみた。
白鳥さんのお母さんが私に感謝?
一体どういう意味だろう?
確か、娘が買って来たラノベ『悪役令嬢』ものを取り上げて読みふけっているという面白いお母さん。
娘の白鳥さんと姉、妹のように話していると聞いている。
まったく答えが出ないまま、私は白鳥さんの家に到着した。
白鳥さんの家は高級住宅街の一画にある。
庭が相当広そうだ。
見回せば、周囲も同じようなゴージャスな家ばかり……である。
田中さんに先導され、その広い庭をしばらく歩いて行くと、3階建て!?
外観が西洋風の大きな家が「でん!」と建っているのが見えた。
玄関の前にふたりの女性が立っていた。
「ゆい~~!!」
手を「ぶんぶん!」振っている白鳥さんと、お母さん……だ。
私はそのまま歩き、田中さんとともにふたりの前に立った。
おしゃれなワンピースを娘同様に着こなすお母さん………凄い美人。
白鳥さんがおとなになったって感じ。
ウチのお母さんと同じ年齢らしいけど……全然そう見えない。
若い!!
白鳥さんのお母さんは、私に向かって、あでやかに微笑みかける。
「あなたが、三島結さんね。礼華の母の白鳥あやかと申します。娘がいつもお世話になっています」
「は、はいいっ! は、は、初めましてっ! み、三島結と申しますっ! 白鳥さんは……私の! だ、大事な友だちなんですっ!」
お母さんの放つオーラに、完全にのまれた!?私は、かみながらも、必死に挨拶をしていたのである。
白鳥さんの家の運転手の田中さんが迎えに来て、私は自宅から、出発した。
田中さんにていねいに案内され、ドアを開けてもらう。
緊張しながら乗り込んだのは、左ハンドルの大型高級外車。
田中さんが運転席へ座り、発進する。
ゆったりした車内はほとんど震動がない。
運転手さん付きの大型高級外車……
改めて白鳥さんの家は凄いと感じた。
約15分ほど走るのだと私へ告げ、それから田中さんはず~っと無言。
何も話さない。
一方、私だって何もする事がない。
書いているラノベ――作品の続きを考えたが、思い浮かばない。
仕方なくあきらめて、白鳥さんが告げた言葉の意味を考えてみた。
白鳥さんのお母さんが私に感謝?
一体どういう意味だろう?
確か、娘が買って来たラノベ『悪役令嬢』ものを取り上げて読みふけっているという面白いお母さん。
娘の白鳥さんと姉、妹のように話していると聞いている。
まったく答えが出ないまま、私は白鳥さんの家に到着した。
白鳥さんの家は高級住宅街の一画にある。
庭が相当広そうだ。
見回せば、周囲も同じようなゴージャスな家ばかり……である。
田中さんに先導され、その広い庭をしばらく歩いて行くと、3階建て!?
外観が西洋風の大きな家が「でん!」と建っているのが見えた。
玄関の前にふたりの女性が立っていた。
「ゆい~~!!」
手を「ぶんぶん!」振っている白鳥さんと、お母さん……だ。
私はそのまま歩き、田中さんとともにふたりの前に立った。
おしゃれなワンピースを娘同様に着こなすお母さん………凄い美人。
白鳥さんがおとなになったって感じ。
ウチのお母さんと同じ年齢らしいけど……全然そう見えない。
若い!!
白鳥さんのお母さんは、私に向かって、あでやかに微笑みかける。
「あなたが、三島結さんね。礼華の母の白鳥あやかと申します。娘がいつもお世話になっています」
「は、はいいっ! は、は、初めましてっ! み、三島結と申しますっ! 白鳥さんは……私の! だ、大事な友だちなんですっ!」
お母さんの放つオーラに、完全にのまれた!?私は、かみながらも、必死に挨拶をしていたのである。