結局好きって気持ちは止められない。

何だよ。
なんかにやつきながらこっちを見て来る。

『何ですか!』


「べっつに~。あ!そういえば今度、加瀬さんと食事しに行くんだあー」

『そ、そうですか!!』



もう勝手にして下さい!

「何か言うことないの?…行って欲しくないとか。…仲良くしないで欲しいとか。」


『別に、僕には関係ないですから。スキャンダルにならなかったらそれでいいです。』


「……………。」

< 22 / 44 >

この作品をシェア

pagetop