I LOVE YOU
車を停めている場所から少し歩いてあまり、人がいないところに座ってのんびりした時間を過ごした。
空は薄暗くて、
今の私にはちょうど良い感じだった。
何だか、この風景とこの波の音とタイヨウとで…色々考えていたら泣きそうになってしまった。
むしろ、泣いていた。
タイヨウに見えないように体勢を変えて…
「ここに来るのが久しぶり」
『いい場所だね、また来たい』
「こよう、next week!」
来週来ようって、タイヨウが良いなら来たい!
毎日でもいい。
ずっとここにいてもいい。
『ずっと一緒にいたい』と、タイヨウに抱きつくと「Baby?」と言って顔を覗かれ泣いている事がバレてしまった。
『悲しい』
「また近く、会えるから」
『一緒に日本に来て欲しい』
「行きたい」
タイヨウは私の涙をずっと拭いてくれていた。
帰ると決断したのは私なのに…
自分勝手な判断をしたのは私なのに、
タイヨウはいつまでも私優先だし…落ち着かせてくれる最高な彼氏。
「baby」
と、言って身体中にキスをされた。
それに、最後に耳元で「I Love you」と言って抱きしめてくれた。
『me too』
「ハンバーガー食べに行く?」
『行く』