I LOVE YOU




タオルを目頭に当てて、声を抑えて泣いていた。




日本に帰れるって待ち望んでいた事。

それに、少し安心している自分はいた。



けど、それよりもタイヨウに会いたくて仕方なかった。




抱きしめてほしいし、キスもしてほしい。

私を好き放題していいから、会いたかった。




なかなか、文字に起こす日本語が難しくてメッセージはしていなかったけど…タイヨウからメッセージが届いた。




「ひこうきのった?」

『まだだよ、まってるところ』

「きおつけてね」

『うん、ありがとう』



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