I LOVE YOU




痺れの痛みはそれなりに続いたけど…数分で痛みもなくなり学校に行く準備を始めた。




でも、

時間的に結構ギリギリで…


軽く髪をセットして、軽くメイクくらいしか出来なかった。





ただ、特に話す人もいないし…

私を見てる人もいないだろうし…


むしろスッピンでもいいかもしれないレベルかもしれない。






ギリギリ出発する時間に間に合って、昨日と同じくLucasの車で学校に向かった。





『Please』

「Leave it to me(任せて)」


と、

優しそうに笑って言ってくれたLucas。




こんなに喋れない私に優しくしてくれて、嬉しいな。



今思えば、

私が苦にならないように…日本語が話せるタイヨウを呼んでくれて…



考えれば考える程、嬉しくなる。

その分、Lucasに成長を感じてもらえる様に頑張らなくてはいけない。







車の中で、Lucasは色々な話をしてくれていたけど…今の私にとってはオルゴールにしか聞こえなくて一気に眠気が襲ってきた。





頭が働かなすぎて、この短時間で『OK』と『Thank you』を何度言ったのだろう…



多分、

発音はそれなりにいいと思う…





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