I LOVE YOU
妹のれなを連れ出して、洋服の調達をしに出掛けた。
タイヨウに会うにも、お金がかかるもんだ…
けど、一番驚いた事は着いた瞬間、片手にクレープを持っていた私たち。
「え?ダイエットは?」
と、
れなに聞かれ、思わず背中をたたいた。
ここでダイエットのダの字を言った人は私の一発をお渡ししよと思います。
やっぱり、おいしいものは本能的に食べたくなってしまうもの。
それが人間だもんと開き直るのが一番良い方法な気がする。
「いったい…~怖い姉だな」
『うるさい!何も買ってあげないからね』
「やだ、ごめんなさい」
今日連れ出した時の条件として1着洋服を買ってあげるという約束をしている。
高い洋服を選ばれないように必死な姉。
高い洋服を選ぶ気満々な妹の戦い。
自分の洋服の調達で必死なのに、妹の洋服まで買ってあげる姉は優しすぎると自画自賛する。