I LOVE YOU
『No thank you って何よ』
Thank youじゃなくて、私は帰りたいんだが…
Lucasにも、
心配されるし…何となく不安だった。
『もう帰るよ』
「All right(わかった)」
『タイヨウは寝てていいよ』
「Risaと」
私は、無理矢理タイヨウから離れると…抱きついてキスをされた。
今にも、
寝ちゃいそうなタイヨウ…
お酒臭いし、疲れている様子だし…今寝たばかりなのかもしれない。
そう思ったら、急に可哀想な気がして私はタイヨウにお願い事をした。
『タイヨウ、Lucasに電話して』
「OK」
英語を話せない私に代わって、タイヨウはLucasに帰らない事を電話で話してくれた。
その数秒後には、タイヨウは爆睡。
私はスマホを触ったり…タイヨウの寝顔を見て気長に眠くなるのを待っていた。