訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事〜
ダダダダッ!と爆音と共に硝煙が
だが、一向に痛みは来ない
目を開ければ《サイコキネシス》で銃弾が弾かれ
反射した銃弾が奴等の足や腕、致命傷にはならず、一時的に動けない様に当たってる
それでも奥から次々に敵が現れる
栞を見れば、表情を顰めながらも左目にペンタクルが
「…っ」
ホントなら、傷を治すのに力を集中してほしい
だが、俺とケイだけじゃここから出れない…っ
無理させたくねぇのに、無理をしてもらわないと栞も俺達も助からない
無意識に抱いてる手に力が入ったみたいで
「蓮…」
「…栞、ごめん…っ」
栞は力無く微笑んで
「私は、大丈夫」
「…、ケイ、俺の後ろに」
ケイが振り向き、栞に目を合わせる
栞がコク…と頷くと
「…分かった、でもルートは俺が指示する。シオリは敵にだけ対応しろ」
ケイが俺の後ろに移動し、敵が動かなくなった廊下を走る
だが、一向に痛みは来ない
目を開ければ《サイコキネシス》で銃弾が弾かれ
反射した銃弾が奴等の足や腕、致命傷にはならず、一時的に動けない様に当たってる
それでも奥から次々に敵が現れる
栞を見れば、表情を顰めながらも左目にペンタクルが
「…っ」
ホントなら、傷を治すのに力を集中してほしい
だが、俺とケイだけじゃここから出れない…っ
無理させたくねぇのに、無理をしてもらわないと栞も俺達も助からない
無意識に抱いてる手に力が入ったみたいで
「蓮…」
「…栞、ごめん…っ」
栞は力無く微笑んで
「私は、大丈夫」
「…、ケイ、俺の後ろに」
ケイが振り向き、栞に目を合わせる
栞がコク…と頷くと
「…分かった、でもルートは俺が指示する。シオリは敵にだけ対応しろ」
ケイが俺の後ろに移動し、敵が動かなくなった廊下を走る