【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜
そんな日々が来たら、わたしはきっと最高に幸せだと感じるだろうな……。
こうして出会ってくれた咲哉さんと、そしてわたしたちの元へと来てくれた子供たちに、本当に感謝している。
「ねぇ?咲哉さん」
「ん?」
その日の夜、わたしたちはふたりでベッドに潜り込みながら、寄り添っていた。咲哉さんの温もりに包まれて眠ると、本当に幸せだと感じる。
「わたし、咲哉さんのこと、毎日愛してるんです。子供たちのことも愛してます。……咲哉さんも、藍(あおい)も夏恋(かれん)も、みんなわたしたちの最高の家族です」
「俺も奈都のことを毎日愛してる。子供たちのことも、毎日愛してる。 毎日が本当に幸せだよ」
こうして優しくてとろけそうな言葉を掛けてくれる咲哉さんのことを、この世界で一番愛してるのはわたしだけ。咲哉さんはわたしの大切な人、大切なパートナーだから。
「これからも、わたしと子供たちのことを、たくさん愛してくださいね?」
「当たり前だろ?」