24時の鐘と俺様オオカミ
「!?」
慌てて体を起こし、振り返る。
そこにいたのは、金……というより、クリーム色の髪に、整った顔立ちをした王子様。
いえ、
「笑わないでください、大路君」
同じクラスで隣の席の、大路一樹君でした。
大路君は、意地悪そうな色を瞳に映して、
「滑って転ぶとか、ダサすぎ」
そんなことを言いながらも、片手を伸ばしてくれる。
見た目は不良みたいですが、心は優
「あと、パンツはピンクより白が俺は好みかな」
前言撤回です。見た目も中身も意地悪です。
慌てて体を起こし、振り返る。
そこにいたのは、金……というより、クリーム色の髪に、整った顔立ちをした王子様。
いえ、
「笑わないでください、大路君」
同じクラスで隣の席の、大路一樹君でした。
大路君は、意地悪そうな色を瞳に映して、
「滑って転ぶとか、ダサすぎ」
そんなことを言いながらも、片手を伸ばしてくれる。
見た目は不良みたいですが、心は優
「あと、パンツはピンクより白が俺は好みかな」
前言撤回です。見た目も中身も意地悪です。