24時の鐘と俺様オオカミ
大路君のその手をはねのけ、
「見ないでください」
睨んでみれば、彼はわざとらしく肩をすくめた。
「見たんじゃなくて見えたの。えっと……何さんだっけ?」
「頭がクリーム色の方に名乗る名前はありません。さようなら」
これ以上一緒にはいたくなくて、鞄を拾い上げスカートについた花びらを払い、そそくさとその場から立ち去りました。
いつ見ても無表情だし、物言いも冷たい……と、昔からよく言われますが、私は、
(どどど、どうしましょう……! ぱっ、パンツを見られてしまいました……! 恥ずかしい……!)
感情と言動が一致しない、いわゆるツンデレガールです。
「見ないでください」
睨んでみれば、彼はわざとらしく肩をすくめた。
「見たんじゃなくて見えたの。えっと……何さんだっけ?」
「頭がクリーム色の方に名乗る名前はありません。さようなら」
これ以上一緒にはいたくなくて、鞄を拾い上げスカートについた花びらを払い、そそくさとその場から立ち去りました。
いつ見ても無表情だし、物言いも冷たい……と、昔からよく言われますが、私は、
(どどど、どうしましょう……! ぱっ、パンツを見られてしまいました……! 恥ずかしい……!)
感情と言動が一致しない、いわゆるツンデレガールです。