恋の心音
しかし、この立場を隠してでも想いを伝えて後悔しない道を選ぶと決めた。澪が自分を選んでくれなくてもいい。ただ、この気持ちを伝えておきたいと思った。
レスリーはスマホを取り出し、音楽を再生する。何曲もある恋愛ソングの中からレスリーが選んだ歌が流れ、レスリーは何度も練習した手話で想いを伝えた。
僕と君が出会えたことに
何か理由があるとするならば
運命かはわからないけど
嬉しいことに変わりはないよね
レスリーの指先は緊張で震えていて、顔は赤くなっていて、澪から何度も目を逸らしたくなった。しかし、澪の赤くなっていく頬に少しの期待を寄せ、レスリーは最後まで澪の黒い綺麗な瞳を見つめたまま歌を終えた。
「えっと……これが俺の気持ちでーーー」
レスリーが頬をかきながら言うと、ふわりと澪に抱き締められる。澪の胸に顔を押し付けられ、そこから澪の鼓動が聞こえてきた。
「み、澪?」
ドキドキしてしまい、戸惑うレスリーの耳に澪の声が聞こえた。つっかえながらも優しい声が聞こえる。
「わた、し、も、レスリー、が、好き!」
レスリーはスマホを取り出し、音楽を再生する。何曲もある恋愛ソングの中からレスリーが選んだ歌が流れ、レスリーは何度も練習した手話で想いを伝えた。
僕と君が出会えたことに
何か理由があるとするならば
運命かはわからないけど
嬉しいことに変わりはないよね
レスリーの指先は緊張で震えていて、顔は赤くなっていて、澪から何度も目を逸らしたくなった。しかし、澪の赤くなっていく頬に少しの期待を寄せ、レスリーは最後まで澪の黒い綺麗な瞳を見つめたまま歌を終えた。
「えっと……これが俺の気持ちでーーー」
レスリーが頬をかきながら言うと、ふわりと澪に抱き締められる。澪の胸に顔を押し付けられ、そこから澪の鼓動が聞こえてきた。
「み、澪?」
ドキドキしてしまい、戸惑うレスリーの耳に澪の声が聞こえた。つっかえながらも優しい声が聞こえる。
「わた、し、も、レスリー、が、好き!」