恋の心音
リビングのテーブルには、コーヒーと奏とレスリーが買ってきた澪の好きなケーキ屋のケーキが並べられていた。澪の前には澪の好きな苺のタルトが、レスリーの前にはチーズケーキが、奏の前には季節のフルーツケーキが置かれている。
澪はケーキを食べて「おいしい!」と何度も手話で言った。その顔はとても無邪気で、レスリーは自然と微笑んでしまう。
澪は楽しそうに手話でカナダでの出来事を話してくれた。テレビでしか見たことのない景色を見れた喜び、カナダで使われている手話を教えてもらったこと、ホットケーキがおいしかったこと、一つ一つを笑顔で教えてくれる。
「とっても楽しかったんだ。それはよかった」
レスリーがそう澪に言うと、澪は頬を赤くして恥ずかしそうに手を動かした。
「少し、みんなに会えないことが寂しかった。だから、こうしてみんなと話せて嬉しい」
照れたように笑う澪に、レスリーはギュッと胸が締め付けられていく。想いがあふれてしまいそうで、すぐにでも気持ちを言いたくなってしまう。
澪はケーキを食べて「おいしい!」と何度も手話で言った。その顔はとても無邪気で、レスリーは自然と微笑んでしまう。
澪は楽しそうに手話でカナダでの出来事を話してくれた。テレビでしか見たことのない景色を見れた喜び、カナダで使われている手話を教えてもらったこと、ホットケーキがおいしかったこと、一つ一つを笑顔で教えてくれる。
「とっても楽しかったんだ。それはよかった」
レスリーがそう澪に言うと、澪は頬を赤くして恥ずかしそうに手を動かした。
「少し、みんなに会えないことが寂しかった。だから、こうしてみんなと話せて嬉しい」
照れたように笑う澪に、レスリーはギュッと胸が締め付けられていく。想いがあふれてしまいそうで、すぐにでも気持ちを言いたくなってしまう。