偽りの夫婦〜狂愛〜
「紫龍…手、繋ぐだけにしよ?恥ずかしい…」
「顔が赤くなった…可愛い…!
でもダメ。そうゆうお願いは聞けない!早く、ピアス決めよ?」
「うん」
また二人、くっついたままたくさんのピアスに目を向けた。
陽愛はあるピアスに目が止まった。
「ん?いいのあった?陽愛」
「あの黒い龍のピアス…紫色の目をしてる……。
紫龍の名前そのままだね?
綺麗……」
「だったらこれにする?」
「うん。でも一組しかないよ?」
「片方ずつ付ければいいじゃん?」
そう言って、陽愛の耳たぶを触る。
「ん…うん…」
ピアスを購入し、ショップを出た。
車の中で、お互いにピアスをつけ合った。
「よし!ついた。お揃いだ…!」
鏡を見て確認する。
「紫龍がいるみたいに見えるね」
陽愛の耳についたピアスを触りながら、
「陽愛…絶対に…ピアス…取っちゃダメだからね……。わかった?」
と目を覗き込み、ゆっくり語りかけるように言った。
「……うん…」
「なにか食べるもの買って帰ろうか」
「でも…どうせだから、食べて帰ろ?もうお昼過ぎてるし」
「いいけど……どこがいい?」
「確か…美味しい定食屋さんがあるって、美緒が言ってた気が……。
ちょっと電話してみるね」
美緒に電話をかける、陽愛。
「━━━うん。今ちょうど◯◯の交差点近くにいるよ。
━━うん━━━━うん━わかった。ありがとう」
「紫龍、ここから歩いて15分位みたいだよ」
「わかった、じゃあ…行こうか」
「顔が赤くなった…可愛い…!
でもダメ。そうゆうお願いは聞けない!早く、ピアス決めよ?」
「うん」
また二人、くっついたままたくさんのピアスに目を向けた。
陽愛はあるピアスに目が止まった。
「ん?いいのあった?陽愛」
「あの黒い龍のピアス…紫色の目をしてる……。
紫龍の名前そのままだね?
綺麗……」
「だったらこれにする?」
「うん。でも一組しかないよ?」
「片方ずつ付ければいいじゃん?」
そう言って、陽愛の耳たぶを触る。
「ん…うん…」
ピアスを購入し、ショップを出た。
車の中で、お互いにピアスをつけ合った。
「よし!ついた。お揃いだ…!」
鏡を見て確認する。
「紫龍がいるみたいに見えるね」
陽愛の耳についたピアスを触りながら、
「陽愛…絶対に…ピアス…取っちゃダメだからね……。わかった?」
と目を覗き込み、ゆっくり語りかけるように言った。
「……うん…」
「なにか食べるもの買って帰ろうか」
「でも…どうせだから、食べて帰ろ?もうお昼過ぎてるし」
「いいけど……どこがいい?」
「確か…美味しい定食屋さんがあるって、美緒が言ってた気が……。
ちょっと電話してみるね」
美緒に電話をかける、陽愛。
「━━━うん。今ちょうど◯◯の交差点近くにいるよ。
━━うん━━━━うん━わかった。ありがとう」
「紫龍、ここから歩いて15分位みたいだよ」
「わかった、じゃあ…行こうか」