偽りの夫婦〜狂愛〜
それからいつものように、紫龍が陽愛の服をコーディネートし、玄関へ。
そして、黒い目で陽愛に言い聞かせる。
「いい?
俺から……絶対に…離れたら、ダメだよ…」
「うん…わかった……」
そう言って、外に出た。
紫龍の車に乗り込む。
そして、紫龍が手を握る。
「絶対離さないでよ!手」
「うん…でも、危ないよ…?」
「大丈夫!危ない目になんかあわせない」
「うん…」
「………で、どこ行きたいの?」
「◯◯っていつでも言うショップ!」
「え?そこ、メンズだろ?」
「だって紫龍の服、買ってプレゼントしたいんだもん!
私が全身コーディネートしたい…!
紫龍が一緒だから、いいでしょ?
ダメ?」
陽愛が上目遣いで、紫龍を見る。
「はぁー。わかったよ…いいよ。
その代わり……」
「絶対、紫龍から離れないよ!」
「うん」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「紫龍、これ着てみて?」
「うん」
「………か、カッコいい…。
これは?」
「うん」
「………」
「何?」
「似合いすぎる……。
どうしよう…迷うな……」
先程から、何着も着ては脱がせ、着ては脱がせを繰り返してる陽愛。
「ごめんね…紫龍。
疲れちゃったよね…?」
「ううん。可愛い陽愛を見れるから、大丈夫だよ!」
「待ってね!今、一式にしぼってるとこだから」
「フフ…ごゆっくり!」
真剣な陽愛の表情。
紫龍はただ、ただ……見とれていた。
「よし!これと、これと、これにする!」
「決まった?」
「うん、紫龍。
買ったら、ここで着替えてね!」
「え?」
「それでデートしようね!」
そして、黒い目で陽愛に言い聞かせる。
「いい?
俺から……絶対に…離れたら、ダメだよ…」
「うん…わかった……」
そう言って、外に出た。
紫龍の車に乗り込む。
そして、紫龍が手を握る。
「絶対離さないでよ!手」
「うん…でも、危ないよ…?」
「大丈夫!危ない目になんかあわせない」
「うん…」
「………で、どこ行きたいの?」
「◯◯っていつでも言うショップ!」
「え?そこ、メンズだろ?」
「だって紫龍の服、買ってプレゼントしたいんだもん!
私が全身コーディネートしたい…!
紫龍が一緒だから、いいでしょ?
ダメ?」
陽愛が上目遣いで、紫龍を見る。
「はぁー。わかったよ…いいよ。
その代わり……」
「絶対、紫龍から離れないよ!」
「うん」
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「紫龍、これ着てみて?」
「うん」
「………か、カッコいい…。
これは?」
「うん」
「………」
「何?」
「似合いすぎる……。
どうしよう…迷うな……」
先程から、何着も着ては脱がせ、着ては脱がせを繰り返してる陽愛。
「ごめんね…紫龍。
疲れちゃったよね…?」
「ううん。可愛い陽愛を見れるから、大丈夫だよ!」
「待ってね!今、一式にしぼってるとこだから」
「フフ…ごゆっくり!」
真剣な陽愛の表情。
紫龍はただ、ただ……見とれていた。
「よし!これと、これと、これにする!」
「決まった?」
「うん、紫龍。
買ったら、ここで着替えてね!」
「え?」
「それでデートしようね!」