愛しい君のわがままを
「、つから……」

「え……?」

「お前、いつからそんな顔するようになったんだよ……」

「え!? 私、なんか変な顔してましたか!?」


変な顔なんて言ってない。
けど、こういう勘違いをする彼女がすげぇ好きだなって、心底思う。


「俺のこと……置いてくなよな……」




俺の知らない間に ひとりで 大人にならないで欲しい――。
< 6 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop