帝王と私~Darkness~
「んー、美味しい…!!」
「フフ…どんな弥生も大好きだけど、食べてる時が一番大好きだな…!」
昼食中、口いっぱいに頬張る弥生と、頬杖をついて見ている、ニコニコした貴将。
微笑ましい光景。
「ん?そういえば、どうして他にお客さんいないの?」
「んー。だってまだ開店前だから」
「そうだっけ?
……………えっ!!!なんで!?」
弥生が急に立ち上がり、椅子が倒れた。
「ここ、いつも客がいっぱいなんだよ……。
アイツが勝手に雑誌の取材なんか受けるから」
「??」
「アイツってのは、ここのオーナーね。
でもここ、俺の店だから……」
「……は?」
「弥生って、俺のことわかってるようで、まだ知らない事たくさんあるからね。
このイタ飯屋、俺の。
ちなみにこの辺一帯の店は、殆どそうって言ってもおかしくないかな…?」
「はい?全くわからない」
弥生は目が点になっている。
「あくまでも俺は“裏”の人間。
でもこの辺は俺が仕切ってるの」
「………」
「フフ…可愛い~弥生。
今わからなすぎて、こんがらがってるだろ(笑)?」
「うん…全、然わからない!」
「わからなくていいよ!説明しずらいし」
「とにかく貴将さんは、すごい人なんだってことはわかる」
「だね(笑)
俺、凄いの!」
プッ…!っと顔を見合わせて笑う二人だった。
「フフ…どんな弥生も大好きだけど、食べてる時が一番大好きだな…!」
昼食中、口いっぱいに頬張る弥生と、頬杖をついて見ている、ニコニコした貴将。
微笑ましい光景。
「ん?そういえば、どうして他にお客さんいないの?」
「んー。だってまだ開店前だから」
「そうだっけ?
……………えっ!!!なんで!?」
弥生が急に立ち上がり、椅子が倒れた。
「ここ、いつも客がいっぱいなんだよ……。
アイツが勝手に雑誌の取材なんか受けるから」
「??」
「アイツってのは、ここのオーナーね。
でもここ、俺の店だから……」
「……は?」
「弥生って、俺のことわかってるようで、まだ知らない事たくさんあるからね。
このイタ飯屋、俺の。
ちなみにこの辺一帯の店は、殆どそうって言ってもおかしくないかな…?」
「はい?全くわからない」
弥生は目が点になっている。
「あくまでも俺は“裏”の人間。
でもこの辺は俺が仕切ってるの」
「………」
「フフ…可愛い~弥生。
今わからなすぎて、こんがらがってるだろ(笑)?」
「うん…全、然わからない!」
「わからなくていいよ!説明しずらいし」
「とにかく貴将さんは、すごい人なんだってことはわかる」
「だね(笑)
俺、凄いの!」
プッ…!っと顔を見合わせて笑う二人だった。