帝王と私~Darkness~
「え……?
手錠…?」
「うん、今から弥生は、何度も意識飛ばさなきゃいけないんだよ。暴れないように、拘束しなきゃね……」
ほんと、恐ろしい人だ。
言ってることは、完全な犯罪まがいなことなのに、あまりにも…………
美しい━━━━━━
弥生自身も、狂っている為か、なぜか怖いと思えない。
弥生が怖いのは、貴将に嫌われ、捨てられること。
それ以外の事に恐ろしさなんてもう……感じないのだ。
手錠で、拘束されて、何度も果てる。
意識が飛ぶと、身体に鈍い痛みが走り、引き戻される。
見ると、貴将が噛み痕をつけている。
一日中、それが続いた。
解放された時、全く━━━━━
ほんとに全く動けなかった。
身体中に痛みが走るのだ。
どこに噛み痕があるかもわからない位に━━━━━━
「弥生、ほんとはね。
ずっと……悩んでたんだ………」
「え?」
貴将の腕枕で、横になり抱き締められ、頭を撫でられながら、ただ貴将の穏やかな優しい声を聞く。
今はもう、拘束も解かれている。
「弥生のこと、愛しすぎてるからこそ、こんな残酷な世界にいさせない方がいいんじゃないかって。
残酷で、醜くて、穢れた世界に。
弥生が、あまりにも純粋で、真っ白だから。
でもね……
さっきのことで、わかったよ……
無理なんだ………俺が!!
放れたら、狂って壊れるんだ。
ごめんね………」
「やだ…」
「え?弥生?」
「そうゆう貴将さん、やだ。
謝らないで?
私が傍にいたいから、いるんだよ!
それは私が決めるよ!」
手錠…?」
「うん、今から弥生は、何度も意識飛ばさなきゃいけないんだよ。暴れないように、拘束しなきゃね……」
ほんと、恐ろしい人だ。
言ってることは、完全な犯罪まがいなことなのに、あまりにも…………
美しい━━━━━━
弥生自身も、狂っている為か、なぜか怖いと思えない。
弥生が怖いのは、貴将に嫌われ、捨てられること。
それ以外の事に恐ろしさなんてもう……感じないのだ。
手錠で、拘束されて、何度も果てる。
意識が飛ぶと、身体に鈍い痛みが走り、引き戻される。
見ると、貴将が噛み痕をつけている。
一日中、それが続いた。
解放された時、全く━━━━━
ほんとに全く動けなかった。
身体中に痛みが走るのだ。
どこに噛み痕があるかもわからない位に━━━━━━
「弥生、ほんとはね。
ずっと……悩んでたんだ………」
「え?」
貴将の腕枕で、横になり抱き締められ、頭を撫でられながら、ただ貴将の穏やかな優しい声を聞く。
今はもう、拘束も解かれている。
「弥生のこと、愛しすぎてるからこそ、こんな残酷な世界にいさせない方がいいんじゃないかって。
残酷で、醜くて、穢れた世界に。
弥生が、あまりにも純粋で、真っ白だから。
でもね……
さっきのことで、わかったよ……
無理なんだ………俺が!!
放れたら、狂って壊れるんだ。
ごめんね………」
「やだ…」
「え?弥生?」
「そうゆう貴将さん、やだ。
謝らないで?
私が傍にいたいから、いるんだよ!
それは私が決めるよ!」