ひと夏の想い出 〜また貴方に会えたら〜
最後の方なんて言ったのか聞こえなかった。
なんて言ったんだろ。
「てっきりの後が聞こえなかった。 なんて言ったの?」
「なんでもない」
またこの顔だ。
私が海里の事を聞いた時にするあの顔だ。
なら聞かない方がいいんだろうな。
「そっか!」
私はまた海里に踏み込めなかった。
好きだと自覚したからか、もっと海里の事を知りたくなった。
でもあの困った顔を見ると何も聞けない。
余計な事を聞いて海里に嫌われる事を恐れてる。
私は意気地無しだ。
なんて言ったんだろ。
「てっきりの後が聞こえなかった。 なんて言ったの?」
「なんでもない」
またこの顔だ。
私が海里の事を聞いた時にするあの顔だ。
なら聞かない方がいいんだろうな。
「そっか!」
私はまた海里に踏み込めなかった。
好きだと自覚したからか、もっと海里の事を知りたくなった。
でもあの困った顔を見ると何も聞けない。
余計な事を聞いて海里に嫌われる事を恐れてる。
私は意気地無しだ。