ひと夏の想い出 〜また貴方に会えたら〜
《 海里side 》
俺はいつからここにいるのか分からない。
気づいたら海を眺めてた。
海を眺めてると穏やかな気持ちになった。
不思議だけど、どこに帰らなくちゃとかそういう考えは
そもそもなかった。
なんとなくここにいないとって気がしてた。
どれくらいここで過ごした分からなかった。
誰にも声をかけられないし、誰かの視界にもはいって
ない。
まるでおれは存在してないかのように。
そんな時に凪紗を見つけた。
分からないけど話しかけたら答えてくれる気がして
俺から話しかけた。
凪紗は驚いた顔をして「私は凪紗」って笑ってくれた。
その時の凪紗の笑顔を見てまた会いたいと思ったんだ。
それから毎日凪紗は俺に会いに来てくれた。
なにも自分の事を話さない俺と違って凪紗は
色んな事を話してくれた。
今までずっと1人きりでこの浜辺で過ごしきた俺にとって凪紗の存在は有難かった。
俺の知らない世界の話を聞いて色々な事が知る事が出来たからだ。
いつもの様に浜辺で過ごしてたら凪紗が浜辺以外の
場所に行こうと行ってきた時、俺は断った。
本当は凪紗と他の場所に行ってみたい。
だけど直感で浜辺から出たら、俺は消えてしまう気がして出ることが出来なかった。
凪紗は悲しい顔をしてたけど、消えてしまうかもと
感じた俺は恐怖を感じて気遣ってあげることが
出来なかった。
そのまま無言で過ごし「帰るね」って言って
俺が何か言う前に走って帰ってしまった。
俺はいつからここにいるのか分からない。
気づいたら海を眺めてた。
海を眺めてると穏やかな気持ちになった。
不思議だけど、どこに帰らなくちゃとかそういう考えは
そもそもなかった。
なんとなくここにいないとって気がしてた。
どれくらいここで過ごした分からなかった。
誰にも声をかけられないし、誰かの視界にもはいって
ない。
まるでおれは存在してないかのように。
そんな時に凪紗を見つけた。
分からないけど話しかけたら答えてくれる気がして
俺から話しかけた。
凪紗は驚いた顔をして「私は凪紗」って笑ってくれた。
その時の凪紗の笑顔を見てまた会いたいと思ったんだ。
それから毎日凪紗は俺に会いに来てくれた。
なにも自分の事を話さない俺と違って凪紗は
色んな事を話してくれた。
今までずっと1人きりでこの浜辺で過ごしきた俺にとって凪紗の存在は有難かった。
俺の知らない世界の話を聞いて色々な事が知る事が出来たからだ。
いつもの様に浜辺で過ごしてたら凪紗が浜辺以外の
場所に行こうと行ってきた時、俺は断った。
本当は凪紗と他の場所に行ってみたい。
だけど直感で浜辺から出たら、俺は消えてしまう気がして出ることが出来なかった。
凪紗は悲しい顔をしてたけど、消えてしまうかもと
感じた俺は恐怖を感じて気遣ってあげることが
出来なかった。
そのまま無言で過ごし「帰るね」って言って
俺が何か言う前に走って帰ってしまった。