身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
やはり色っぽい。
「……かわいかった、凛音」
力なく目尻に触れる凛音の手を取った後、柊吾は乱れた呼吸のまま凛音の横に仰向けに体を横たえた。
そして当然とばかりに凛音の体を胸に抱き寄せる。
凛音は柊吾の動きに素直に従い、身を預けるように柊吾の腕の中に収まった。
いつもにも増して激しく、そして長く愛された凛音の体は脱力し、もう指一本動かせないほど疲れていた。
「凛音」
当然ながら凛音よりも早く呼吸が整った柊吾は、凛音の体を目の高さを合わせて引き上げた。
「ちゃんと生きてるか?」
汗で額に貼りついた凛音の髪を後ろに梳きながら、柊吾は楽しげに尋ねた。
「……おかげさまで……でも、何度も死にかけました……あ」
拗ねた口ぶりで答える凛音の声はかすれていた。
その原因を作った柊吾に思わず鋭い視線を向けた。
もっと文句を言いたいが、体は疲れ声はうまく出せない。
顔をしかめてその気持ちをどうにかぶつけた。
「俺も、死んでもいいと思うほど気持ちよかった。なんせ、おいしいデザートが自らベッドに誘ってくれたんだからな。張り切らないわけがないだろう」
「……かわいかった、凛音」
力なく目尻に触れる凛音の手を取った後、柊吾は乱れた呼吸のまま凛音の横に仰向けに体を横たえた。
そして当然とばかりに凛音の体を胸に抱き寄せる。
凛音は柊吾の動きに素直に従い、身を預けるように柊吾の腕の中に収まった。
いつもにも増して激しく、そして長く愛された凛音の体は脱力し、もう指一本動かせないほど疲れていた。
「凛音」
当然ながら凛音よりも早く呼吸が整った柊吾は、凛音の体を目の高さを合わせて引き上げた。
「ちゃんと生きてるか?」
汗で額に貼りついた凛音の髪を後ろに梳きながら、柊吾は楽しげに尋ねた。
「……おかげさまで……でも、何度も死にかけました……あ」
拗ねた口ぶりで答える凛音の声はかすれていた。
その原因を作った柊吾に思わず鋭い視線を向けた。
もっと文句を言いたいが、体は疲れ声はうまく出せない。
顔をしかめてその気持ちをどうにかぶつけた。
「俺も、死んでもいいと思うほど気持ちよかった。なんせ、おいしいデザートが自らベッドに誘ってくれたんだからな。張り切らないわけがないだろう」