身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
同時に柊吾との距離を詰め、お互いの素肌をいっそう寄り添わせた。
「凛音、勝手にどこにも行かせないし、俺から離れるなんて許さない」
柊吾は荒い呼吸を続けながら渋々といった様子で凛音を引き離し、お互いの額を合わせた。
「……もしも凛音がそれを嫌がったとしても、認めない」
「え? それってどういう」
突然深いため息とともに訳のわからないことを言われ、凛音は首をかしげた。
自ら柊吾の元から離れるつもりなどないどころか、いずれ柊吾から別れを告げられるのは瑠依の身代わりに過ぎない自分なのだ。
とっくにその覚悟もできている。
「柊吾さん? あの、いったいなにを言って――」
「今日みたいに勝手に俺の側から離れるな。そういうことだ。別に難しくないだろ」
柊吾はひと息にそう言って、再び唇を重ねた。
「あ…っん」
柊吾はキスと同時に凛音の胸の頂を指先でゆるゆると転がす。
凛音の体がぞくりと震え背中を悪寒に似た痺れが突き抜ける。
その強烈な感覚に凛音は息を詰めた。
「我慢しなくていい。声を聞かせろよ」
柊吾のキスはさらに深まり胸への刺激も激しくなる。
「凛音、勝手にどこにも行かせないし、俺から離れるなんて許さない」
柊吾は荒い呼吸を続けながら渋々といった様子で凛音を引き離し、お互いの額を合わせた。
「……もしも凛音がそれを嫌がったとしても、認めない」
「え? それってどういう」
突然深いため息とともに訳のわからないことを言われ、凛音は首をかしげた。
自ら柊吾の元から離れるつもりなどないどころか、いずれ柊吾から別れを告げられるのは瑠依の身代わりに過ぎない自分なのだ。
とっくにその覚悟もできている。
「柊吾さん? あの、いったいなにを言って――」
「今日みたいに勝手に俺の側から離れるな。そういうことだ。別に難しくないだろ」
柊吾はひと息にそう言って、再び唇を重ねた。
「あ…っん」
柊吾はキスと同時に凛音の胸の頂を指先でゆるゆると転がす。
凛音の体がぞくりと震え背中を悪寒に似た痺れが突き抜ける。
その強烈な感覚に凛音は息を詰めた。
「我慢しなくていい。声を聞かせろよ」
柊吾のキスはさらに深まり胸への刺激も激しくなる。