身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
いつの間にかさっきまでの不安定な様子は消え、柊吾は凛音の胸に顔を埋めて肩を揺らしている。
「それに、ようやく素直になったな。俺のことが好きでたまらないのはわかってるが、まだまだ物足りない」
柊吾はそうつぶやくと同時に顔を上げ、艶のある笑みを浮かべた。
「悪い。善処するって言葉は忘れろ。今夜はどうしても凛音が欲しい」
そう言うが早いか、柊吾は湯を大きく揺らしながら立ち上がった。
細身とはいえ綺麗に筋肉がついた体は逞しく、凛音を余裕で抱き上げ寝室に向かう。
「え、どうして……あの、欲しいってどういうことで……」
慌てた凛音の言葉に意味ありげな笑みひとつで応えると、寝室のベッドに凛音を座らせた。
そして途中手に取ったタオルで簡単に凛音の体を拭いて、そのままベッドに押し倒した。
その荒々しい仕草で柊吾がどれほど凛音を欲しがっているのかがわかる。
「俺をその気にさせたんだ。諦めろ」
有無を言わさぬきっぱりとした声に、凛音は抵抗するのをやめ、柊吾の動きに素直に身を任せた。
柊吾になにがあったのかはわからないが、求められていることだけはたしかだ。
「それに、ようやく素直になったな。俺のことが好きでたまらないのはわかってるが、まだまだ物足りない」
柊吾はそうつぶやくと同時に顔を上げ、艶のある笑みを浮かべた。
「悪い。善処するって言葉は忘れろ。今夜はどうしても凛音が欲しい」
そう言うが早いか、柊吾は湯を大きく揺らしながら立ち上がった。
細身とはいえ綺麗に筋肉がついた体は逞しく、凛音を余裕で抱き上げ寝室に向かう。
「え、どうして……あの、欲しいってどういうことで……」
慌てた凛音の言葉に意味ありげな笑みひとつで応えると、寝室のベッドに凛音を座らせた。
そして途中手に取ったタオルで簡単に凛音の体を拭いて、そのままベッドに押し倒した。
その荒々しい仕草で柊吾がどれほど凛音を欲しがっているのかがわかる。
「俺をその気にさせたんだ。諦めろ」
有無を言わさぬきっぱりとした声に、凛音は抵抗するのをやめ、柊吾の動きに素直に身を任せた。
柊吾になにがあったのかはわからないが、求められていることだけはたしかだ。