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夢-倫-
小さい頃から、あたしの夢は「お嫁さん」になることだった。
今でも、親戚のお姉ちゃんの結婚式で白いウェディングドレスに包まれてみんなに祝福されていたお姉ちゃんの姿が忘れられない。
それはもちろん、今でも変わってないんだけど。
でも、貴也さんの前ではこんなこと言えないっていうか…
言いたくない。
だって、当たり前じゃん?
奥さんはもちろん、子供だっているんだもん。
あたしに家庭を奪う権利なんて、ない。
奪ってまであたしのものにしたいなんて思わない。
いや、
本当はあたしだけのものにしたい。
今でも、親戚のお姉ちゃんの結婚式で白いウェディングドレスに包まれてみんなに祝福されていたお姉ちゃんの姿が忘れられない。
それはもちろん、今でも変わってないんだけど。
でも、貴也さんの前ではこんなこと言えないっていうか…
言いたくない。
だって、当たり前じゃん?
奥さんはもちろん、子供だっているんだもん。
あたしに家庭を奪う権利なんて、ない。
奪ってまであたしのものにしたいなんて思わない。
いや、
本当はあたしだけのものにしたい。