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それから、あたしも高校生活にもようやく慣れてきて、会ったことも忘れてしまうくらい経った3ヵ月後。
あたしの部屋に、貴也さんの指定着信音が部屋中に鳴り響いた。
ちょうどあたしは友達に誘われた合コンに行くために、コテで髪の毛を一生懸命巻いてる最中で、中途半端な髪を気にしながらも急いで通話ボタンをおした。
「は、はい?!」
うわ、かんじゃった…
勢いよく電話に出ると、くすくすと漏れる笑い声。
「…元気だなぁ」
まだ笑ってるから、思わず短気なあたしはムッときて、
「今さら、どうしたの?」
そう、冷たくつぶやいた。
シーン…
沈黙が怖くて。
慌ててさっきの言葉を否定しようと思った。
そしたら、
「なわけないだろ?俺海外出張してて昨日帰ってきたんだよ。言うの遅れてごめんな。あと、土産渡したくてさ。今日、誕生日だろ?」
うそ―…
あたしの誕生日、覚えていてくれたの?
すっかり、忘れてたよ…
あたしの部屋に、貴也さんの指定着信音が部屋中に鳴り響いた。
ちょうどあたしは友達に誘われた合コンに行くために、コテで髪の毛を一生懸命巻いてる最中で、中途半端な髪を気にしながらも急いで通話ボタンをおした。
「は、はい?!」
うわ、かんじゃった…
勢いよく電話に出ると、くすくすと漏れる笑い声。
「…元気だなぁ」
まだ笑ってるから、思わず短気なあたしはムッときて、
「今さら、どうしたの?」
そう、冷たくつぶやいた。
シーン…
沈黙が怖くて。
慌ててさっきの言葉を否定しようと思った。
そしたら、
「なわけないだろ?俺海外出張してて昨日帰ってきたんだよ。言うの遅れてごめんな。あと、土産渡したくてさ。今日、誕生日だろ?」
うそ―…
あたしの誕生日、覚えていてくれたの?
すっかり、忘れてたよ…