僕の彼女はヤンデレです
ミチルから渡されたのは、ゴツイ鍵が3つ。
「とりあえず今は3つで我慢する!!」
3つも鍵を付ける気なのかとかと考えたら、ゾッとするレベルだ。
なのに、ミチルが納得するならと全てを受け入れてしまう。
気が付けばドアの外に、鍵を付け始めていた。
俺を閉じ込める為の鍵という事くらい理解している。
大袈裟に今の気持ちを伝えるとしたら、自分の死体を埋める穴を自ら掘っているかのような気分になってしまう。
がんじがらめだ。
鍵をつけた事を確認したミチルが、嬉しそうな表情を浮かべた。
「陸!ありがとう!!
もう少ししたら、工場に行くからご飯食べよ!!」
「うん!」
どうやら今すぐここに閉じ込められる訳じゃない。
そう思うとホッとする。
ミチルが作ったお弁当を持って、工場に出掛けた。
今日から、事務の仕事をする。
今までしていた仕事もやっとの事で板に付いてきたのにと思うと切ない。
何より職人は人手不足で、事務はミチル1人でどうにかなっている。
なのに、自分が事務の仕事をするなんてこの場に居辛さを感じてしまう。
不思議そうな顔でこちらを見ている従業員の視線を感じながら、朝の挨拶を済ませた。
「とりあえず今は3つで我慢する!!」
3つも鍵を付ける気なのかとかと考えたら、ゾッとするレベルだ。
なのに、ミチルが納得するならと全てを受け入れてしまう。
気が付けばドアの外に、鍵を付け始めていた。
俺を閉じ込める為の鍵という事くらい理解している。
大袈裟に今の気持ちを伝えるとしたら、自分の死体を埋める穴を自ら掘っているかのような気分になってしまう。
がんじがらめだ。
鍵をつけた事を確認したミチルが、嬉しそうな表情を浮かべた。
「陸!ありがとう!!
もう少ししたら、工場に行くからご飯食べよ!!」
「うん!」
どうやら今すぐここに閉じ込められる訳じゃない。
そう思うとホッとする。
ミチルが作ったお弁当を持って、工場に出掛けた。
今日から、事務の仕事をする。
今までしていた仕事もやっとの事で板に付いてきたのにと思うと切ない。
何より職人は人手不足で、事務はミチル1人でどうにかなっている。
なのに、自分が事務の仕事をするなんてこの場に居辛さを感じてしまう。
不思議そうな顔でこちらを見ている従業員の視線を感じながら、朝の挨拶を済ませた。