僕の彼女はヤンデレです
ご飯をうちわで扇ぎながら冷ますミチルと具材を説明しながら作るおばあちゃん。
「小さい頃、こうやってご飯を冷ましてました……」
幸せな頃を思い出したのか、ミチルの顔が優しく見えた。
夜になる頃には、ちらし寿司と煮物が完成しており、タッパーに入れて渡された。
別れ際に材料費と書いた封筒をおばあちゃんに手渡したミチル。
「ミチルちゃんのおばあちゃんに教えて貰った時は無料だったから、気を使わないで。
ミチルちゃんのおばあちゃんにはお世話になったから、恩返しが出来て嬉しいの!」
「あ、ありがとうございます……」
お辞儀をして家に帰る。
三分後には家に着いて、タッパーから皿に盛って温めた。
「なあ、ミチル」
「うん?」
「笑わないでくれよ?」
「笑わないよ」
「今日さ、俺、ミチルのおばあちゃんを見たんだよね……」
「えっ!?」
何故か、目をキラキラ輝かせながら近付いて来るミチル。
「ミチルのおばあちゃんって、小さくて、優しく笑う人だろ?
あ!あと、おでこに黒子が無い!?」
「それは、仏壇の写真を見たからでしょ!!
あっ!!でも、写真には黒子写ってないし、小さいって事も分からないね!!
ほ、本当に会ったのー!??」
「小さい頃、こうやってご飯を冷ましてました……」
幸せな頃を思い出したのか、ミチルの顔が優しく見えた。
夜になる頃には、ちらし寿司と煮物が完成しており、タッパーに入れて渡された。
別れ際に材料費と書いた封筒をおばあちゃんに手渡したミチル。
「ミチルちゃんのおばあちゃんに教えて貰った時は無料だったから、気を使わないで。
ミチルちゃんのおばあちゃんにはお世話になったから、恩返しが出来て嬉しいの!」
「あ、ありがとうございます……」
お辞儀をして家に帰る。
三分後には家に着いて、タッパーから皿に盛って温めた。
「なあ、ミチル」
「うん?」
「笑わないでくれよ?」
「笑わないよ」
「今日さ、俺、ミチルのおばあちゃんを見たんだよね……」
「えっ!?」
何故か、目をキラキラ輝かせながら近付いて来るミチル。
「ミチルのおばあちゃんって、小さくて、優しく笑う人だろ?
あ!あと、おでこに黒子が無い!?」
「それは、仏壇の写真を見たからでしょ!!
あっ!!でも、写真には黒子写ってないし、小さいって事も分からないね!!
ほ、本当に会ったのー!??」