僕の彼女はヤンデレです
ミチルを騙す自分が嫌で、嫌で。
でも、ただ、君を守りたいだけなんだ__
なのに、どの角度から見ても守れている部分なんて無くて落ちてしまう。
二人共が落ち着いた頃、やっと夕食を口にする事になった。
煮物は昨日克服した。
しかし、このちらし寿司という物体はなんだろう__
一見するとチャーハンだが、具が半端ないしほのかに酢の匂いがする。
「なあ、ミチル」
「ん!?」
「このご飯酢の匂いするんだけど、大丈夫なのか?」
「酢飯だよ?食べた事ないの?」
「うん……」
「逆に陸は何食べて生きていたの?」
不思議そうな表情で、俺の顔を覗き込むミチル。
「カップラーメンが大半かな?」
「えええ!なにそれ!?」
逆にカップラーメンを知らないミチルに驚きを隠せない。
「お湯を注ぐと3分でラーメンが出来る!」
「えー」
「コンビニに売ってるから、後で買ってみる?」
「うん!じゃあ、ご飯食べよう!」
そう言うと、ちらし寿司を口に運んだミチル。
「んー!おばぁちゃんの味!!
美味しいから陸も食べてみて!!」
はっきり言って、怖い。
箸で少量を掴み口に運んだ。
慣れない味だけど、複雑な作りでめちゃくちゃ手が込んでいる事が分かる。
でも、ただ、君を守りたいだけなんだ__
なのに、どの角度から見ても守れている部分なんて無くて落ちてしまう。
二人共が落ち着いた頃、やっと夕食を口にする事になった。
煮物は昨日克服した。
しかし、このちらし寿司という物体はなんだろう__
一見するとチャーハンだが、具が半端ないしほのかに酢の匂いがする。
「なあ、ミチル」
「ん!?」
「このご飯酢の匂いするんだけど、大丈夫なのか?」
「酢飯だよ?食べた事ないの?」
「うん……」
「逆に陸は何食べて生きていたの?」
不思議そうな表情で、俺の顔を覗き込むミチル。
「カップラーメンが大半かな?」
「えええ!なにそれ!?」
逆にカップラーメンを知らないミチルに驚きを隠せない。
「お湯を注ぐと3分でラーメンが出来る!」
「えー」
「コンビニに売ってるから、後で買ってみる?」
「うん!じゃあ、ご飯食べよう!」
そう言うと、ちらし寿司を口に運んだミチル。
「んー!おばぁちゃんの味!!
美味しいから陸も食べてみて!!」
はっきり言って、怖い。
箸で少量を掴み口に運んだ。
慣れない味だけど、複雑な作りでめちゃくちゃ手が込んでいる事が分かる。