僕の彼女はヤンデレです
「ラーメン沢山あるね……。
どれが、美味しいのかな！？」


最近は、色んなカップラーメンが出ているが、昔から食べている奴が一番好きだ。


「俺はこれ！！」


勢い良く手に取ったのは、昔からあるカップラーメン。
最近は、お店の味を再現した高いカップラーメンも有るが、昔ながらの味が一番好きだ。


「そんな、安いラーメン美味しいの？
私はこれにする……」


そう言ってミチルが手に取ったのは389円もするカップラーメン。
老舗のラーメン屋の味を再現した物らしい。


お会計を済ますとコンビニを出た。
今さっきコンビニを出たばかりなのに、辛そうな顔をしているミチルがいる。


「ああ、本当に車で来るんだった！」
「帰ったら、ラーメン食べれるから頑張ろう！！」
「カップラーメンて本当に美味しいの？」


怪しんだ目で俺を見ているミチルにラーメンの良さを伝えたくて仕方が無い。


「ああ、美味い！
しかも、お湯を入れたら三分で出来る！！」
「魔法みたい！！」
「だろ？」
「でも、三分でそんなに美味しいなら料理しなくても大丈夫じゃない！？」


確かにミチルの言う通りなんだけど、永遠にカップラーメンが出て来ると思うとウンザリしてしまう。
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