僕の彼女はヤンデレです

ぱ、パパ！？


将来、ミチルとの間に子供を持てたら幸せだと思っていた。


「いつか、子供ほしいね！」
「陸ならそう言うと思った！
ねえ、陸は女の子が良い？男の子が良い？」
「ミチルに似た女の子ほしいなぁ！」
「やだ！！私、子供にヤキモチ妬きそう！
パパ取らないで！！って……」
「大丈夫。俺は、世の中で1番ミチルがすきだから……」


ミチルがイタズラに笑う。



「なら、安心して産めるねっ！」
「俺に生活力が付いたら、な」


今の俺の収入状態じゃ、子供を育てていけない。

まあ、ミチルが金は持っているんだか、養いたいて言うのが本音。


「じゃあ、陸にはお仕事頑張って貰わないとね」
「頑張るよ。
帰ったらミチルとの幸せな時間が有るから＿＿」


ミチルが嬉しそうな顔で俺を見つめる。


「仕事内容キツくない？」
「キツイけど、達成感が有るから楽しい」
「そっかぁ。本当はね」
「うん？」
「陸を部屋から出したく無いの。
私だけが陸を見れる生活がしたい……。

ついこの間まで、そう思っていた」



病んでる発言にも、最近は慣れてきた。



「ミチルがそうしたいなら、良いよ！」
「ううん。
今はね、陸の満足する顔を見るのにハマってる！！」