僕の彼女はヤンデレです
濃い色の染み込んだ角煮を包丁で切って、テーブルに置く。
さっき味見したら、ご飯に良く合う濃い味が最高だった。
ただ、ミチルは薄味。
この味じゃ、辛過ぎないだろうか。
「ちょっと、味濃くなった……」
「ご飯と食べるから大丈夫だよ」
そう言うと、手を合わせて箸を持ったミチル。
角煮を箸で持つと、口に運んだ。
口に合うだろうか。そう考えたら、ドキドキが止まらない。
角煮を咀嚼したミチルが、幸せそうな笑顔を浮かべこちらを見ている。
喉仏がゴクリて動き、唇が動いた。
「うーん!最高!!凄く美味しい!!」
ホッとした瞬間に気分が良くなる。
もしかして、俺って料理の才能有るんじゃないかな……。なんて、まじで考えたり。
そう思えるのも、美味しそうに食べてくれる人が居るからだよな。
「あ、ありがとう!!」
「凄く美味しい!ねえ、今度作り方教えて!!」
「これで良ければ!」
「本当に美味しい!」
幸せそうなミチルの顔を見れる幸せ。
こんな幸せが当たり前の事なんて思えなくて、ミチルを抱き締めた。
「料理は、交代制にしよう!」
「え、良いの?」
「ミチルも働いてるんだから、負担は平等に」
さっき味見したら、ご飯に良く合う濃い味が最高だった。
ただ、ミチルは薄味。
この味じゃ、辛過ぎないだろうか。
「ちょっと、味濃くなった……」
「ご飯と食べるから大丈夫だよ」
そう言うと、手を合わせて箸を持ったミチル。
角煮を箸で持つと、口に運んだ。
口に合うだろうか。そう考えたら、ドキドキが止まらない。
角煮を咀嚼したミチルが、幸せそうな笑顔を浮かべこちらを見ている。
喉仏がゴクリて動き、唇が動いた。
「うーん!最高!!凄く美味しい!!」
ホッとした瞬間に気分が良くなる。
もしかして、俺って料理の才能有るんじゃないかな……。なんて、まじで考えたり。
そう思えるのも、美味しそうに食べてくれる人が居るからだよな。
「あ、ありがとう!!」
「凄く美味しい!ねえ、今度作り方教えて!!」
「これで良ければ!」
「本当に美味しい!」
幸せそうなミチルの顔を見れる幸せ。
こんな幸せが当たり前の事なんて思えなくて、ミチルを抱き締めた。
「料理は、交代制にしよう!」
「え、良いの?」
「ミチルも働いてるんだから、負担は平等に」