僕の彼女はヤンデレです
通話を繋げたまま、自分の写メを撮る。

ミチルに見せる__

そう思ったら、緊張で表情が引き攣ってしまう。

「なんか、自分の顔撮るの恥ずかしいね……」
「だよな!」

2人でケラケラと笑う。

笑っている時に、シャッターを押したら自然な感じの笑顔の写メが撮れた。

「あ、撮れたよ!」
「俺も!笑ってる時に撮ったやつ!」
「同じ!じゃあ、一緒に送ろう?」
「いいよ!」

そう言うと「せーの」の合図で写メを送る。

怖い。

2枚目の写メを見て、嫌われたらと思うと怖くて堪らない。

しかし、ミチルから送られて来た写メを見て心底癒された。

黒髪ロングの笑顔の女の子。

何処か垢抜けない雰囲気とえくぼがドストライクだ。

相変わらずムニムニしたくなるほっぺと、服の上からでも分かる大きな胸に白い肌がヤバい。

俗に言う男ウケしそうな女の子。

ヤバい。
ヤバい。
まじで、可愛い。

これで、自分に自信ないとか貴重過ぎる。

「まじで、可愛い!」
「陸もかっこいい……。
これ、待ち受けにしてもいいですか?」
「え!待ち受け!?
俺もミチルを待ち受けにしても良い?」

愛されている感が凄い。

幸せ。



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