僕の彼女はヤンデレです
ミチル自信も緊張した状態で話すのは苦痛だったのかも知れない。

1本、2本とお酒を一気飲みし始めた。

「なんか、いつもよりお酒が美味しーい!」

そう言いながら、俺の背中に抱き着いてくるミチル。

「美味しいの?」
「うん!!陸が傍にいてくれるからかなぁ!?」
「えっ!」
「陸が居ると幸せだから、お酒もおいしい!!」
「それは、嬉しいよ!」

もう、お酒も3本目だからだろうか……

やたら、元気なミチルに戸惑ってしまう。

「りーくー!!」
「な、何!?」
「ねえ、私の事好きっ?」

甘ったるい声でそう聞いてくるミチル。

「大好きだよ!」
「じゃ!チューしてよ!!」

そう言いながら、首に手を回してくるミチル。

酒臭ささえも甘美に感じるから不思議だが、酔っ払った勢いでキスなんて悪い感じがする。

「はいはい。
酔っ払ってない時にしたくなったらしましょう!」
「うーん!酔っ払ってない時からチューしたいなって思っていたの!!
でも、酔っ払ってないとこんなはしたない事は言えないから……」

明らかにお酒の効果で顔を赤く染めているミチル。

酒のせいでても何でもいい!!

とにかく、ミチルは可愛い過ぎる!!
< 38 / 165 >

この作品をシェア

pagetop