僕の彼女はヤンデレです
そう考えたら、ミチルが酔っ払ってる時は楽しいのだろう。

「本気で陸に会えて幸せ!」
「俺も、ミチルに会えて凄く幸せ!」

何度も、何度も。

お互い幸せな気持ちを伝えながら、唇を重ねた。

「陸ーっ!」
「ん?」

甘えるミチルは年下みたいで可愛い。

「私、お風呂入りたい!!」
「突然どうしたの?
そんなに飲んでるのに、お風呂とか危ないよ……」
「だって、入りたいもん!」
「明日にしなよ。ミチルに何かあったら困るし!」
「危ないと思うなら、陸が一緒に入ってよ!!」

真面目な表情でそんな事を口にするミチル。

コッチはびっくりして、コーヒーを吹き出しそうだ。

まあ、相手は酔っ払い。

「酔いが冷めたら入ろうね……」

そう言ったのに、フラフラした状態で1階に降りたミチル。

念の為に着いて行くと、風呂にお湯を張り始めた。

「今日は辞めとこう。そんな状態で危ないよ!」
「そう思うなら、陸が監視してて!」

説得しても、ミチルが納得する事はないだろう。
酔っ払ったら猪みたいだ。

半分諦めた所で、お湯が半分程溜まった。

「これなら、お湯で遊べるね!!」

そう言って、服を脱ぎ始めるミチルから目を逸らす。

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