僕の彼女はヤンデレです
風呂に入って少しゲームをしたら、布団にはいる。

身体はクタクタだ。

正直言って、今までの俺の生活はゲームを中心に構成されていた。
それは、自分自信が良く分かっている。

夜中までゲームして、朝方に寝る。
昼に起きたらまたゲームを始める。

そんな生活をしていたせいか、ゲームにインしたら皆に心配されてしまった。

確かにゲームは楽しい。

でも、元の生活に戻りたいなんて1ミリも思わない。

ただゲーム内で強くなる為だけに、生きるなんてゴメンだと思いながら、隣に眠っているミチルを抱き締めた。

自分は不眠で眠れない。

そう思っていたのに、落ちるように眠りに付いていた。

◇◇◇

朝が来ると身体が筋肉痛で痛い。

しかし、不健康な暮らしをしていた時より身体が軽く感じるのは何故だろう。

背伸びして準備を済ますと、朝ご飯を食べる。

トースト。
カリカリのベーコンにスクランブルエッグ。

今まで食が細かったのに、朝からいっぱい食べれてしまう。

「陸、昨日の夜から沢山食べるね!」
「ミチルのご飯美味しいから!!」

ミチルは心底幸せそうな笑顔で、ホットミルクに口を付ける。

朝の時間に癒されたら仕事。


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