僕の彼女はヤンデレです
彼女とショッピング
幸せな生活が続いて1週間以上が過ぎた。

ミチルは愛されたい欲望が異常に強く、不安になりやすい。

だから、仕事以外は一緒に居るし『愛してる』の言葉を何度も繰り返す。

今日も仕事。

今までしていた仕事が終わったから、新しい仕事が始まるはずだ。

「今日から新しい仕事場だ！」

そう言われて向かったのは、学校。
校舎の壁塗りをするらしい。

今までミチルの父親と2人で行動をしていたが、これからは5人で行動をする。

そのうち2人とはそんなに年齢も変わらないせいか、よく喋るようになった。

昼の食事を買い、3人で日陰に向かう。

「なあなあ！事務のミチルちゃん！！」

1人がミチルの名前を出したから、ドキッとしてしまう。

「めちゃくちゃ可愛くない？！」
「俺も、そう思う……」

冷静にそう答えたが、胸の中ではドキドキしていた。

ミチルは俺の彼女。
そう言いたかったが、ミチルの立場を考えたら言えない。

自分の彼女が褒められて嬉しいような、心配になるような。
不思議な感覚だ。

「だよなぁ！あの胸が良いよな！！
１回お願いしてぇ！！」

しかし、そんな会話に変わった瞬間に冷静じゃ居られなくなる。

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