この剣は守る為に
そして。

「はい…タッカー様」

「!!?」

そんな返事が返ってきた事に、タッカーは飛び上がるほど驚いてしまう。

「……ミ…ミーア…!?」

「ふふふふふっ…」

ベッドから顔を覗かせて、ミーアは悪戯っぽく微笑んだ。

「お、起きていたのかい…?」

「はい」

狼狽するタッカーに、ミーアは甘く囁いた。








「そんな所にいては守って頂けません…もっとおそばに…ミーアをお守り下さいませ…騎士(ナイト)様…」






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