この世界の果てに 〜冷酷陛下と悪役令嬢〜
家の灯りも見渡す限り、見つからない。
お腹も空いた。いつから食べてないかな。
「こんなドレスもネックレスも、ここじゃ目立ちそうだ。」
私は、事前に用意していた楽な格好に着替える。
ドレスなどは、バッグに詰めた。
「シャツにズボンなら平気だろう。」
そして、また歩いた。
しかし、しばらく歩くと足も疲れたので、
近くの木陰に腰をおろした。
そして、そのまま眠ってしまった。