この世界の果てに 〜冷酷陛下と悪役令嬢〜
しかし、裁判長がまだ16歳の私がそんなことが本当にできたのかについて
疑問に思ったらしく、再調査が始まった。
だが、結局は、私が無罪になる証拠も見つからず、
かといって殺人罪になる証拠もなかった。
にもかかわらず、王族のドス汚い権力で、国民には、
私が殺人罪であることを知らしめた。
証拠不十分なので、死刑は免れたが、
私は、結局国外追放と言うことになったのだ。