幼馴染みは、溺愛執事!?
ようやくたどり着いたそこで見た光景に、一瞬で頭に血が上った。

「お前ら何してんの?」

後ろから近づき、声をかける。

「アァ?誰だテメェ…見たら分かんだろ、邪魔すんな」

「誰だか分かってやってるんだな、なら話は早い。今ここで謝ってボコボコにされるか、謝らずに最後までヤッて、社会的に殺されるか、どっちか選べ」

「は?え?おい、お前何なんだよ」

さっきまでの威勢を失って戸惑い始めるクズども。

「そこにいる女は、伊集院グループの一人娘だ」

「って、あの…すみませんでした!知らなくて、グエッ」

「知らなくて、で済む問題じゃねーんだよ。俺の気が済んだら離してやるが、伊集院の当主はそうは行かねぇかもな」

男達は平謝りに謝っていたが、気が済むまでボコボコにしてやった。


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