幼馴染みは、溺愛執事!?
そう言って、愛しい人のところへ。
「優雅」
「心愛、綺麗だよ。このまま誰にも見せたく無い…」
そんなこと言われると照れちゃうじゃない!
「あ、ありがと!行きましょう、主役がいなきゃ、パーティーは盛り上がらないわ」
可愛くない言葉は照れ隠し。
きっと彼はちゃんと分かってる。
「そうだな。行こう」
そう言って、控室のドアを開けると。
沢山の人が待つ、眩しい世界。
この世界で、隣りにいる彼と、ずっと生きていく─
そう決めたのだから。