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第一章



夢からさめたわたしは、15才の中学生だった。


わたしを真ん中にして、三人でならんで歩く。



カラスがなく声がきこえる。


空もまだ明るくて、さいきんは夕方でもあたたかくなってきている。



下校中。



「 来週から高校生だな 」


「 はやいねぇ… 」


「 高校かぁ…新大に彼女が出来ちゃったりすんのかな 」


「 え、そしたらいっしょにあそべなくなるからいや! 」


「 興味無い、彼女なんか出来ないし 」


「 またまた〜 」




今日で、中学生がおわった。


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