手が届くその距離に
あれ…?わたし、、、

あ、そうだ事故に

え???


右手の感覚がなかった

寒くて、手を動かそうとすると動かなかった


「あ!起きたね。先生呼んで来るね。」

看護師らしき男の人が話しかけてきた

そして

ガラッ


「よかったー。目覚ましてくれて」

安心した表情の医者らしき人が来た

私は声が出したくても、機械が付いていたので

「せんせゴホッゴホッ。」

「あ!ごめん。今外すね。」

そう言って外してもらった

「ごめんね。苦しいよね…しばらくこのマスクつけようね。」

そう言って酸素マスクをつけられたが
どうしても嫌で

「いやだぁ」

と言ったんだけど

「ごめんね。今は我慢しようね」

無理矢理つけられた

それと同時に気が付いた


「先生」

「ん?」

「手っ…」
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