コンプレックスから始まる恋


「また2人きりだな」

「そう…ですね」


話すことがなくてぎこちない。


「また会えてよかった。忙しくてラインも送れなかったし」

そっか忙しかったんだ…


「私も会えて嬉しかったです」

忙しかったんだ…

嫌われたわけじゃなかったんだ…よかった


「大学楽しいか?」

「えっ?」


あ、そっか…

大学生っていうことになってるんだ…


「楽しいですよ」

と笑っていった。


嘘をつくことに罪悪感を覚えながら…

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