コンプレックスから始まる恋
「なぁ…茜、今のやつって…」
「茜、空お待たせー!」
絶妙なタイミングで沙月が出てきた。
「沙月…」
「えっ?茜???どうしたの???」
沙月の胸に飛び込んでしまった。
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「そうだったの…」
私たちは沙月の家に場所を移し、さっきの出来事を伝えた。
空にも戸崎さんのことを話した。
「でもさ、直接話をしないとどうにもならないと思うな?」
そうだよね…
「戸崎さんだって混乱してると思う。茜が高校生だっただなんて、きっと今までだって年齢差気にしてただろうし…」
そっか…
戸崎さん私が大学生ってだけでも相当悩んでたっけ…